「綿畑の孤独の中で」もう20年以上も前のことですが、パリ郊外ナンテール市にあるアマンディエ劇場で見た演劇です。作家はベルナール=マリ・コルテス。
舞台美術はコンテナーがドカンと置いてあるだけ、そして舞台を挟むように目の前に客席があり、登場人物たちの緊張感ある呼吸などもすぐ目の前で感じられて迫力がありました。
演出はフランス演劇界の巨匠パトリス・シェローでしたコルテスの友人でもありました。彼は今日の月曜日に他界しました。ついさっきラジオで訃報を知り驚いています。彼の演出した芝居は毎年ではないですが、機会あるごとによく観にいきました。気がつくと最も作品を観たた演出家かもしれません。
彼は『蘭の肉体』(1975年)をはじめ映画作品も多く作っています。一般に有名なのは『王妃マルゴ』(1994年)ですが、僕が結構衝撃を受けたのは『親密/INTIMACY』(2001年)でした。。。
冥福を祈ります。
Photos : ©Bricage / Bellamy
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