2009/05/27

SKY BLEU


友人と一緒にポンピドーセンターで開催されているカンディンスキー展を見てきました。閉館間際だったんで人が少なく快適でした。彼はポール・クレーと並んで抽象絵画の巨匠ですが、パリ、ニューヨーク、ミュンヘンにある世界三大コレクションから作品が集められました。おそらく、これまでで最も重要な展覧会だと言われてます。年代順というオーソドックスな展示でしたが、すべてが素晴らしい作品ばかりで驚きました。普段はオーディオ・ガイドは借りないのですが、企画したキュレターはカンディンスキー研究の第一人者達だったので、借りてみたんですが、日本語でも詳しくて解りやすい解説がされていてとても良かったです。もう一度ゆっくり見に行ってきます。

Sky Blue. 1940. 
 油彩、キャンヴァス 100 x 73 cm. 
国立近代美術館
ポンピドーセンター, パリ

2009/05/17

不思議の国のたま


たまが来て一週間目にして外にでるようになった頃の話。
外に出ても行動範囲はまだ5メートル以内ってかんじだったんですが、ある日、何処にもたまが見当たらず、そこらじゅうを捜してもいないんで心配でたまらなくなり、ふと上をみると、たまが木の上で寝ていました。

しかも前の年に鳥が作っていった巣の上に乗っかって、すやすやと。近所にも沢山の猫がいるけど木の上で眠るのは、たまだけみたいです。


そういえば『不思議の国のアリス』に出てくる木の上に鳥のようにとまるの猫がいたけど、たまはあの猫の子孫なのかも。。。大人になったいまでも、よくここで寝ています。

2009/05/15

猫の睡眠時間


猫の睡眠時間はどのくらいなのかと思って調べたら、何と一日14時間以上だそうです。
たまも至るところでよく寝ますね〜。この頃のボケーっとした寝起きの顔も可愛いかったですね。(親ばかスミマセン)

2009/05/14

我が輩は猫である。



今日はたまの二歳の誕生日。生後一ヶ月半の時に我が家にやってきて二年になります。猫を飼うのは小学一年生の時以来だったんで最初はちょっと戸惑いました。

2009/05/10

サントアドレスの満月


オンフルールを後にして、セーヌ河口に新しくできた「ノルマンディー橋」を渡り、15分位のところにある海岸沿いの町、サント•アドレスにて夕食。
この町の名を最初に知ったのは、昔、モネの若い頃の一枚の絵を見た時でした。モネは友人の画家達を連れてよく来ていたところです。海が見えるレストランを見つけて入ってみたら、運良く窓際の席に。料理もなかなか美味しく、生演奏で二人の女性ジャズシンガーが歌っていて、中に好きなスタンダードもいくつかあり大満足。

食後に海岸沿いに少し歩くとさすがにまだ寒い。空には大きな満月が出ていて、街の光と重なり不思議な光景。波の音のあい間にレストランから流れるピアノの音色が遠くに聞こえてきて映画の中にでもいる錯覚におちいりそうになりました。


望遠レンズがないんで、ウサギは見えません。はじめてデジタル一眼レフを購入したんですが、それにして最近のデジタルカメラのISO感度制御は凄いです! これ三脚なしで手持ちで撮ったんですが、銀塩カメラの時代では信じられない話ですよね。


"In Other Words" by Nat King Cole




2009/05/09

オンフルール / 不思議な家



ふと思い立ちノルマンディーの海岸までドライブ。
実は新車の高速試運転も兼ねてでした。ちょうど終戦記念日三連休の中日だったので道路も空いて、パリから2時間足らずで着きました。でもさすがに連休だけあって駐車場はどこも満席。やっとの事で駐車して、車の外へ出ると夏のような暑い日差しに思わず笑顔。

到着地はオンフルールという古い港町で、十九世紀頃からパリジャンの避暑地でもあったところ。この地方では観光客が最も多いにもかかわらず、その中心が港なので、カフェとか岸辺でゆっくり日向ぼっこしながら、皆のんびりムードで、広い空気を感じます。やはり水のある街はいいですね。15年前に来仏した両親を連れて来たところで、二人ともこじんまりした街並をすごく気に入っていたのを覚えてます。特に、海育ちだった父は大西洋を目の前にして感激してました。そして街のはずれには小さな美術館があり、この街出身の画家ブーダンの作品が沢山。印象派の好きなひとには見逃せないコレクション。
港の先端には、街を見守るかのような不思議な雰囲気の古い建物があります。その昔はここの統治者がいた所で、16世紀の頃に新世界を求めてカナダへ移民していったフランス人たちは、ここから出発したそうです。帰って来れるかどうかわからない人たちとの別れの儀式の場でもあったんでしょう。その記念碑が外壁についてましたが、歴史の重みを感じさせる建物です。そういえば父がこの家の前で記念写真を撮ってくれました。その写真は見たことがないけど。いまだに父のカメラを構えたポーズが目に焼き付いてます。


2009/05/04

麦畑 / オヴェール•スュール•ロワーズ


ジヴェルニーを後にしてパリに戻りながら北へ30分程車を走らせ、オヴェール•スュール•ロワーズという小さな町に寄り道をしました。

2009/05/03

モネの家


先週、日本の友人二人と一緒に、ジベルニーにあるモネの家にいってきました。パリから一時間半位のところにある村ですが、車中いろんなおしゃべりに花を咲かせながらのドライブだったのであっという間につきました。目的地に着いたら、やはり思った通り沢山の人で入り口には行列が。。。 とりあえず前の駐車場の片隅のベンチでピクニック。

2009/05/02

ケ・セラ・セラ

はじめまして。

私、生まれも育ちも日本海は北陸の地でございます。

その昔、夢をかかげて異国の土地フランスに鞄一つで足を踏み入れ、そのまま住みついておる者でございます。知らぬ間に「故郷に錦をかざる」ための旗なども何処ぞやに仕舞い忘れ、あれよという間にこちらでの生活の方が長くなり、日本の家族には「てっぽう玉」とか「フーテンの寅」などといわれております。。。


というわけで、いい加減、怪しくなってきた日本語対策にもなるかと、2、3年前から『ブログ』とやらを書こうと思いつつも、なかなか実行できずじまい。その理由を忙しい事のせいにしてましたが、実のところはこのような新しいコミニュケーションスタイルをどう扱っていいのか分からないのが本音。っていうかそんな世代でございます。。。(笑)

かな〜りな浦島太郎なんで、日本語が少しおかしい処があるかもしれないけれど、そんな時は大目にに見て笑ってスルーしてください。

まあ、少しづつ書いてけば、何とかなるような気がします。

よろしくおねがいします。


2009/05/01

予告編