2010/09/30

夢のかたち/ Olafur Eliasson

『夢のかたち』というものを表現しようがあるのなら、こういうものかもしれない。。。
このビエンナーレで最も感動したのはデンマークのアーチスト、オラファー・エリアソンの作品でした。

2010/09/29

ヴェネチア・ビエンナーレ建築展

ヴェニスのカステロ地区にある造船工場の跡です。12世紀頃に始まり、マルコ=ポーロが東から帰還したあとからどんどん大きくなり14世紀から15世紀にかけて世界で最も大きい造船場でした。その頃の全盛期を語る逸話といして、朝に注文した客がお昼の食事を住ませて夕方戻ってくるとガレー船(戦闘用の船)が一艘できていたそうです!
今はこの工場跡を利用してヴェネチア・ビエンナーレの一部が大々的に展示されます。

2010/09/23

コレオーニ騎馬像とオステリア『アル・マスカロン』

(再びヴェニスへ。。。)
ルネッサンスの巨匠でレオナルド・ダ・ヴィンチの師匠でもあるヴェロッキオの作品。ベルガモに近いソルツァ出身のコレオーニ傭兵隊長(コンドットーレ)の騎馬像です。晩年彼はヴェニス共和国に仕えました。
聖ジョヴァンニ=パウロ教会の広場を見下ろすかのように凛々しくそびえ立っています。
この広場も大好きでヴェニスに来たら必ず寄ります。初日のカフェ・フラッペもここで飲みました! 
夕暮れの空は、沈む陽を眺めるコレオーニ像がクッキリと映えて素敵です。。。

2010/09/22

『ジュリエットへの手紙』

パリへ帰る飛行機の中で沢山映画をみましたが。飛行機の中で見る映画ってあまり憶えてないものですね。でも、一つ印象に残ったのは『Letters to Juliet』というアメリカのラブ・コメディー。何故なら、このブログでよく話題にさせて頂いてるヴェローナの街が舞台なんです。

2010/09/21

藪蕎麦


東京に戻り、いつも泊まる九段下にあるホテルが土日をはさんでの4泊がどうしてもとれず、結局、JRお茶の水駅付近にホテルにとまりました。昔フランスに7年間住んでいた友人Yさんが合いにきてくれ、彼と一緒にそのホテルのすぐ後ろにある老舗『藪蕎麦』にお昼を食べに行きました。12時過ぎてましたが並ばずに入れてラッキーでした! やはりあの暑さでは人もあまり外出しないのかも。。。 
注文したのは二人とも『せいろ』と『天たね』。 美味しかったです。 京都で美味しい蕎麦を喰いそびれたんで尚更でした。
 
大満足でお店を出たらもう店の外まで人が並んでました!

2010/09/20

陰翳礼讃

京都に住む友人に連れられて、小さなお料理屋さんにいきました。暗い暗い細い路地を入っていった所で、うっかりカードを貰うの忘れてしまい。名前憶えてないのですが、町家を改造した所でいい雰囲気のお店でとても美味しかった。そしてその後、そこを出たすぐ左隣の、路地の一番奥にあるバーに入りました。やはり昔の家の雰囲気を残したまま、綺麗に改装された素敵な空間です。京都にはこういう空間が多いようですね。カウンターは空いていたけど予約があるのか、二階へ連れられていきました。テーブルは二つだけで、すでに一つは先客がいて我々は隣へ。真っ暗な部屋で最初は驚きました明かりはテーブルの上の小さなランプだけでしたが、次第に目も慣れてきて心地よい暗さになりました。ゆずとマンゴーのベースの「秋のカクテル」とかいうのを頼みました。
ガラス越しに下のカウンターの光が二階の部屋を照らす感じで、落ち着いた空間で気に入りました。何故か突然大正時代に戻った感じ。。。

2010/09/19

『オ・グルニエ・ドール』

何だか『タイム・トンネル』の中に入っていくようですね。。。地下鉄の二条城前駅の通路ですが日中なのにほんの少ししかお客さんがいません。累積赤字もいれて京都市営地下鉄は毎日4000万円以上の赤字を出してるそうで、市の財政は火の車だとか。京都に住む友人が第二の夕張になるかもしれないって教えてくれました。冗談なのでしょうが、でも週日の真っ昼間から、利用者がこんなにひっそりでは採算を取るのも大変な事が解るような気がします。
その昔、渡仏する直前に、京都の大学にいった高校のバスケ部の仲間やクラスメートたちが沢山いたんで京都に一週間ほど滞在したんですが、その時はまだ市電が走っていて、僕はその頃愛読してた漱石の小説の中のシーンに入ったようで結構興奮して乗ってました。(笑)「でも、もうすぐ終了するんだ」って友人がいっていたのを憶えてます。
環境問題が重要視されるようになって、最近では世界のいろんな都市でCO2を出さない路面電車が復活している中で、何とも京都はその逆をしてしまったんですね。あんなに路線網がしっかりしていたのに勿体ない話です。地下鉄工事はちょうどバブル全盛期の頃で皆が可能だと思い込んで、その計画の非現実さを疑いすらしなかったのか、今にして考えれば、一目瞭然なんですがね。路線や車両の設備を近代化するだけで最先端の市電が出来たはずです。ここまでの赤字だと後戻りすることさえ不可能だろうし。。。

2010/09/16

京都 39,9度。。。

一泊して、東京から大阪に移動しましたが、新幹線から降りた瞬間に感じました。東京よりも完全に暑い! 
夕方、友人にシャンパン・バーに連れていってもらいました。メニューには沢山のシャンパンがあり驚きました! シャンパン・バーだから当たり前ですが。(笑)こんなメニュー、パリでも見た事なかったです。さすが日本ですね〜。

そして翌朝一番に福井へ日帰りしました。8月初めに急逝した親友の遺影を共通の友人と拝みに行って来ました。まだ『四十九日』の前だったので彼はまだ実家にいましたが、にっこり笑った彼の写真をみると、彼が逝ってしまった事実が信じられませんでした。。。
 
そしてお昼過ぎには今回の仕事先である京都に入りましたが、大阪よりも暑い! 夕方のニュースを見ると何と39.9度!!! そんなバカなって感じで唖然としました。こんな暑さはおそらく生まれて初めてでした。
この日フランスから関空に着く同僚のグザヴィエを京都駅まで迎えに行きました。我々がホテルに着いた時にはすでに京都側のスタッフが挨拶にきてくれてました。皆で夕食前に京都の街を少し散策しました。
ある骨董屋さんの店先には風鈴が並んでましたが、この完全にクーラーの時代に風鈴は一体誰が使うのでしょう。。。

2010/09/15

銀色の銀座。。。

(ヴェニスの旅の途中ですが。ちょいと寄り道です)
日本に仕事で二週間ほど行ってました。東京に着いたとたん、この暑さ! 皆から覚悟して来るようにと言われてたのですが、やっぱり驚きましたね~。
着いた翌日、千葉に住む姉と銀座で待ち合わせの間、松屋の前のアップルストアーにてパリを出る直前に買ったMacBook Proの保護ケースを買いました。そして修理中のMacBookAirのケースも。ちょいと円高で厳しいけど買ってしまいました!やはり日本のほうがいいグッズが揃ってるような気がします。

2010/09/09

ヴェニスの夜

揺れる蒸気船からワンショッット。ブレてますが、夜のヴェニスもまた美しい、街の光が水にキラキラと反映しまさしく夢の世界です。。。

2010/09/06

Borgoloco San Lorenzo

ここはヴェニスのカステロ地区にあるサン・ロレンツォ教会の前からでている、ひっそりとした通りです。
このように通りに井戸があるのは珍しいです。
大抵は広場の中央にあるもので、ヴェニスにはこのような井戸が無数にあります。古い使わなくなった無用の井戸をとっておくのもヴェニスならではです。僕はこの通りが大好きです。
足音が心地よく響くこの静かな通りの片隅におじいちゃんと猫がいました。
猫は動かず目を閉じてじい~っとしてます。。。

2010/09/05

ヴェニスの朝

昇ったばかりの陽が水に輝き、グラン・カナルに行き交う水上バスやタクシー、ゴンドラのシルエットがくっきりと浮かびます。言うまでもありませんがヴェニスの朝はとても綺麗です。。。