2010/07/19

ベルガモ(1)

ロンバルディア地方でも古い街ベルガモに来ました。聖書の中に出てくる街でノアの甥っ子が紀元前2500年も前に作ったとも言われています。中世の城壁に囲まれたチッタ・アルタの中央にある広場の奥に立つ礼拝堂。
この街で最も有名な建物のです。建築家はジョヴァンニ・アントニオ・アマデーオでヴェニス共和国で一世風靡をした傭兵隊長コレオーニを祀ったもの。
そのルネッサンスとゴチックが混ざった様式が見事です。このようなファッサードはアマデーオ独特で他で見た事がありません。


















中央にある古い広場は、その綺麗なプロポーションに魅了されます。中央の市庁舎の土台の柱の並びが中世の建物とは思えないくらい軽快なカーブです。
広場のにはヴェネチア共和国が街に贈った噴水があります。







食事を写真の奥にでているカフェのテラスでしました。
予備知識もなにもなくベルガモのスペシャリテだと言われて注文したラヴィオリ「Casoncelli/カソンチェリ」。肉がはいってますがそれ以外にも沢山の色んなモノが混ざっていて食べた事のない不思議な味でとても美味しかったです。ふわっとシナモンの味もします。
セコンドはここでも野菜のグリル。チーズと野菜のグリルだったのを先のパスタにもたっぷりチーズが入っていたので、野菜だけにしてもらいました。シチリアで良く食べたハーブがいい香りで美味しかったです。この焼き具合をいつかマスターしたいものです。。。
ドルチェは同じ店が隣でやってるジェラッテリアでアイスクリームを注文しました。ピスタッチオとヨーグルトです。そしてここのショーケースに初めて見るお菓子を見つけました。『ポレンタ・オゼイ』という名前のパティスリーです。オゼイとは「小鳥」の意味でお菓子のてっぺんにチョコレートの小さな鳥がのっかています。
綺麗なオッパイの形をしていて、大きさもほぼ理想的で、ついつい触りたくなってしまいました。(笑)さすがにこんな大きいのは食べれないので、ちっちゃな一口のものを頂きました。美味しかった!
エスプレッソにぴったりでした。



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