ショパン生誕２００年

ルクサンブール公園を通り抜けようとしたら『ショパン生誕２００周年記念』として屋外コンサートが行われていてこの日はその最終日でワルシャワからシンフォニア・ヴァルソヴィア・オーケストラが招待されていました。

このオーケストラはメニューヒンが創設したので有名。メニューヒンは好きな音楽家で昔パリでのコンサート何度か聴きに行ったこともありました。そんなわけで聴いてみることにしました。プログラムはショパンのピアノ協奏曲１番と２番、ピアノ演奏はPiotr Paleczny。オーケストラの席はすでにいっぱいで後ろの芝生席へ。

でもこの辺だと結局アコスティックな音は聴こえず、スピーカーからの音しか伝わってきませんでした。これじゃラジオ聴いてるのと変わんない。。。二曲目はオーケストラ席の後ろまで移動しました。ピアノの音が直接聴こえてまったく別の演奏です。音響がやはりイマイチで打楽器の音が伝わらずティンパニーも遠くで叩くツツミのような感じでした。。。にもかかわらず観客は熱心に聴いており終わったら盛大な拍手！　ちょうどその時、ヘリコプターが空高くルクサンブール公園の横切って行きました。あれはシャンゼリゼの方に向かってるようでした。


この日は『ツール・ド・フランス』の最終日でした。
３６００kmを３週間かけて走るのですが、その間休息日はアルプスで一日とピレネーで一日の二日間だけという世界で最も過酷な耐久レースです。近年ドーピング事件が多すぎてあまり見なくなってしまったけど、昔はよくシャンゼリゼまで見に行きました。でもまた昨年あたりから面白くなってきたようです。今はテレビ局のネットサイトでぼぼリアルタイムで見れます。今年はイタリアに出張した４日間を除いて、仕事しながらパソコンで全て観戦してました。総合優勝は３勝目のスペインのカンタドール。２位との差はわずか３９秒！　３６００キロ走ってこの差は記録的です。でも２０年程前に８秒差ってのがありましたが。。。
ゴールはシャンゼリゼの凱旋門からコンコルド広場を抜けてルーブル宮までの間を７周します。最終日のステージ優勝はイギリス人のカヴェンデッシュ。彼は今回のツールでは出だしがふるわなかったけれど中盤から調子を取り戻してきてスプリントレースでは無敵でした。シャンゼリゼでも最後に飛び出してきて一気に差をつけてしまいました。ヘリコプターの画像で彼の強さがよくわかります。
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ところで一昨晩自転車を盗まれてしまいました。ちゃんと家の前に鎖で鍵をかけてあったのに。。。（涙）
普段はあまり乗らないけど夏の間、そして『ツール・ド・フランス』を見た後はいつも、ヴァンセンの森で自転車を乗るのが楽しみだったのですけど。。。ア〜ァ。