2009/05/04

麦畑 / オヴェール•スュール•ロワーズ


ジヴェルニーを後にしてパリに戻りながら北へ30分程車を走らせ、オヴェール•スュール•ロワーズという小さな町に寄り道をしました。

ここはヴァン•ゴッホが最後に住んだところ。中央の広場の前にあるレストランの上に、彼が住んでた屋根裏部屋も保存され公開されてますが、今では休みの日には世界中から沢山の人が観光バスでおしかけてきて、彼が孤独に過ごした狭い部屋に何十人もの観光客がいるという冗談のような状況になります。
我々が着いた時は18時を過ぎていたので、町には観光客は誰もいなく、ゴッホの部屋があるレストランもしまってました。町のはずれの丘にある教会までのぼり、その裏にひろがる麦畑を散策。畑はゴッホの描くあの小麦色ではなかったけれど、彼が最後迄ここで制作した場所だったと思うと、夕暮れ時でもあったから、ちょいとメランコリックな気持ち。畑の真ん中にある共同墓地の門がまだあいていて、ゴッホのお墓を見つけました。弟テオのお墓とならんであり、この墓地ではこの二つが一番質素なつくりでした。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿