2010/05/30

変わらない味

去年帰国してしまった日本の友人とよく食べに来ていたのですが、先週の金曜日、急に食べたくなって仲間を連れて一年ぶりにきました。
半世紀以上経っても味のかわらないのが、この『幸福拉麺』です。パリ5区にあるパンテオン寺院の裏側のひっそりした通りにある中華のお店『光明飯店』の定番の品で、昔は日本の雑誌にも載ったこともあり、パリ在住の日本人のちょっとした穴場でした。
何と言っても、この一見「うどん」のような手打ち麺がピチピチと腰があり美味しいです。だしも薄味で他の中華のように大量の「味の素」も入っておらず、すっきりとしていて美味しいです。これ食べると元気がでて結構はまります。(笑)
メニューには『Demi-sauce Bonheur』ドゥミ・ソース・ボヌール(幸福)といってスープが半分なんですが、これは最初はちゃんとどんぶりに入れて出していたそうなんですが、ただフランス人のほとんどがスープを飲みきれなく残すので、勿体ないということでこの容器に代えてスープの量を半分したそうです。
最近の日本の雑誌のパリ情報はものすごく詳しくなると同時に、内容もかなり豪華でシックになり、こういう食堂のようなメニューはもう紹介されなくなれましたねェ〜。
正直いって、今パリで大人気で毎日昼と夜行列のできる日本の手打ちのうどん屋さんよりも美味しいです! でも穴場としてひっそりと残ってくれるほうがいいかもですね。

2010/05/29

iPad

iPadがついに来ましたね~。
いつかお話したことのある親しい友人が早速購入しました。彼は新しいモノ好きなのですが、初日に買うとは驚きました。
思ってたよりもコンパクトでした。いろいろ彼がいじっているのを見て面白そうでした。
結局僕は見ていただけで触るの忘れてました。


2010/05/14

iPhone...

iPhoneを買おうかな~。
20年以上のMacユーザーの僕が 何故iPhoneを持ってないのかと友人たちは不思議に思うらしいのですが、僕としては別に大した理由もなく、唯あまりにも急速に変化するハイテクの世界に乗り遅れているだけのことです。つまり、買ってから2年も経ってない携帯が問題なく機能してるし。。。でもハイテクの世界では『2年間』という時間は遥か大昔の事といっても過言ではないです。
現にデジタル一眼レフカメラを初めて購入して一年半になりますが、その優れた技術に驚嘆するばかりです。
それ以来、愛するライカは殆ど使っていません。白黒とカラーで36枚撮りを4~5本位とったかな。しかもいまだ現像してません。。。最近iPhoneを買った友達が先日「何でもっと早くに買わなかったのだろうかと後悔してる。」とまで言ってました。
う~ん、そこまで言われたら、僕もそろそろ買わないとついていけなくなるかも。また、いつも見ているブログの中にもiPhoneを使って素敵なショットを更新してるフォトブロガーもいる。一眼レフを持って歩くのはしんどいけれどiPhoneならば。。。なんて思うようになり。今月中にでも買おうかなと決心しました。

2010/05/13

メッツ・ポンピドーセンター美術館別館オープン

パリから330km程東へ行ったところにメッツという街があるのですが、そこにパリのポンピドーセンターの美術館の別館がオープンしました。

オープンの招待状が届いていたので行ってきました。
TGVで行こうかどうか迷っているうちに席はなくなってしまい、車で行くことにしました。ヴェルニサージュは15時からで「時間厳守」ということ、お昼は途中でサンドイッチということにして、慌てて車に飛び乗りました。幸い東へ行く高速A4号線はウチから数分で乗れるんで助かりました。結構飛ばしてちょうど3時間でつきました。美術館には15時30分に着きセーフでした。
話題は何と言っても、日本の建築家である坂茂氏が設計した建物です。その斬新なデザインは、できあがる何年も前から話題になってましたが、今回実物を見てかなり感動しました。目玉はこの全て木で出来た構造体の屋根です。
その発想が素晴らしく東南アジアで使われている傘帽子からヒントを得られたそうですが、これを実現させるには気の遠くなるようなすごい計算が必要なんだろうなぁっと、見上げながら、文字通り開いた口が塞がりませんでした。
兎に角、同じカーブのものが一つもないのですから大量生産ができず、ひとつの巨大な彫刻のようなものです。

アカシアの雨

7番線のジュッシユウ(JUSSIEU)の地下鉄を出たら、広場が満開のアカシアの花で一杯でした。普段は緑で一杯のこの広場、アカシアの木である事をすっかり忘れてました。。。
それにしても空から薄紫色の雨が降って来るような見事な咲きっぷりにちょいと感動しました。そういえば、その昔、西田佐知子が唄った昭和の名曲に『アカシアの雨がやむとき』って曲がありましたね。
そしてベンチに腰掛ける学生カップルの熱いキスシーンを横目で見て、『アカシアの雨』のメロディーを口ずさみながら、友人と待ち合わせのカフェまで歩いていきました。
パンテオン寺院のある丘を超えて、5区の市役所の裏にある静かなパリらしい名もない小さな広場で結構好きな場所です。カフェはここに面しているんですが、ここもアカシアの花で一杯でした! アカシアの木だったとは今まで気がつきませんでした。。。
(オマケ)

2010/05/10

アッシジのフランチェスコ / Assisi

トリュフ和えのパスタです。ウンブリア地方特有のストランゴッツィ(Strangozzi)というパスタです。卵なしの小麦粉と水だけで練った麺で、ようするに「うどん」ですね。写真でお届けできないのが残念ですがトリュフの香りが最高でした。

2010/05/09

シチリアン料理

シチリア島出身のロベルト。この日は勿論シチリアン料理を振る舞ってくれました。
プリミピアッテイはサラダとマグロの赤身のスライス、もとはというとこれはシチリアの漁師たちが食べるもので塩漬けで保存してあるものです。
勿論漁師達はこのしょっぱいままワインを飲みながら食べるそうです。我々のためにロベルトはこれを一晩オリーブオイルとレモン汁にマリネして塩気を出したそうです。それでも結構塩味が強かったです。白いご飯に合いそうです。

2010/05/08

ロベルト家の新居

この冬に一ヶ月以上ウチに滞在したロベルト家は新居にもやっと落ち着いてきたようで、昨日お昼に招待されました。セーヌの支流であるマルヌ河のほとりにあるノジャンという街ですが、ロベルトの家は一軒家が多い静かな区域でした。
ロベルトは建築家なんで、古い家の改装にもかなり細かい所にこだわっていましたが、図面では何度も見てたけど、今日はじめて実物を見てさすがだなと思いました。高い天井を引き立てるように、すりガラスの大きな仕切りが部屋を区切ってます。リヴィングの素敵な中国の家具がピッタリでした。

2010/05/05

鯉のぼり

五年前の事。菊川温泉の帰りに、バスの乗りかえのために降り立った所でこの光景に出くわしました。
まったく予想もしていなかったのでバスから降りた時はホントびっくりしました。今ではここに全国からいらなくなった鯉のぼりが沢山送られて来るそうです。
杖立川(つえたてがわ)という川の上には数えきれない鯉のぼりがひらひら舞っていました。その下では子供達がお絵描きをしてました。

2010/05/02

Le Bleu du ciel

真っ青な空、飛行機が白い糸を引いて飛んでいく。あの火山の騒ぎがまるで嘘だったよう。今日はイースターのヴァカンスの最終日でパリに着く高速道路は渋滞だそうだ。。。

シロカピタン(白花美短)

パリに戻ったら庭のフジが咲いてました。白い花の房からはいい匂いがして風にのって20メートル先からでもその香りが漂ってきます。
7年前に植えたのですが傘のような形にしくて支えをつくったのですが、最近は枝が大きくなって重くなり支えを補強しなくてはなりません。和名は「シロカピタン」といいヤマフジの一種だそうです。これを買ったパリ郊外にある園芸屋さんパトリック・ニコラさんが教えてくれたんですが、この種の藤は右巻きにのぼり、ポピュラーな紫色の藤とは逆なんだそうです。
この傘の下にいると、朝の空気に溶け込んだいい香りが降って来ます。

エアヴィの森

ローランの家を後にして、寄り道をしながらパリに戻りました。
エアヴィの森。フランスで最も美しい「ブナの森」といわれています。淡い黄緑色が陽の光に輝いてました。

2010/05/01

ヴァレンジュヴィル

デイエップから海沿いに10分程南へいったところにヴァレンジュヴィルという村があります。けっこう高級住宅が並んでいところでした。ここにジャルダン・デ・ムティエというプライベートな庭園が公開されています。