2009/08/28

溜め日記。。。


夏休みが終わる前に溜めた日記をアップしたく思い、『トンボ帰り』から一挙に6つの記事を投稿しました。ずっと下書きしてたんですが写真の整理がされてなくて溜まっていました。
読みづらいかもしれません、ゴメンナさい。
そういえば、やはり子供の頃は絵日記を溜めるのは毎年のことでした。
あ〜ぁ、ちっとも変わってない。

これが噂の。。。

豪徳寺の帰りに乗った世田谷線の電車の中のポスターを見て、文化村美術館で『だまし絵』展が開催されている事を知り寄り道してみたんですが。。。
入り口前は、溢れんばかりの沢山の人が列を作って並んでいたので諦めました。すぐ横にあるカフェ「ドゥ・マゴ」も中からテラスまで満員で仕方なく文化村を出ました。そしてJR渋谷駅へ。。。
あっ、これが噂のビノー君。なかなかイケてる。でもパリでは見た事ないですね〜。

東京の『たま』に会いに。。。


炎天下に新宿から小田急線に乗って『豪徳寺』まで行きました。豪徳寺駅で降りて蝉の声を聞きながらテクテクと20分位歩いて、やっと着きました。このお寺は、その昔クリス・マルケル監督の映画『サン・ソレイユ』Sans Soleilを見て以来、ずうっと来てみたかったところでした。

ーーー 或る日、井伊直弼の一行がある古びた寺の門の前を通ると、一匹の白い猫が招くように手をあげて、おいでおいでをしてるのを見て、彼は馬からおりて寺の中に入ると途端に嵐のような大雨が降ってきて、運良く災難を逃れたのをきっかけに、この寺は井伊家の菩提寺になったということです。ーーー

猫の名前は「たま」。そして招き猫のはじまりはここからです。仏殿の横にちゃんと『招猫観音堂』があり猫がまつられていました。

お盆の頃でもあったせいか、猫の供養にお参りに来る人が何人も来ていました。マルケルは映画の中で、猫にお寺があるのは日本だけだといってました。。。ここの「招き猫」は小判を持ってなくて上品で綺麗です。


少しよごれた猫ちゃんたちもいました。

座布団にのった一家族。

「あの〜、落ちそうなんですけど〜」と言ってる猫。



後ろ姿も可愛いです!


沢山ある絵馬も猫について書かれたものが殆どでしたね〜。

帰りは世田谷線を利用して渋谷にでました。


2009/08/27

みくに水中花火!!!


結局、また帰国したおかげで、『三国花火』を見る事ができました!

またまた電車で今度は九頭竜川を下りながらガタコト揺られて1時間、終点「みくに」まで。余裕を持って開始2時間前についたんですが、すでに沢山の人にびっくり! 皆すでに席を確保して足の踏み場もないくらい。それにビニールの敷物もござも何も持ってこなかった事に気づきました。我ながら呆れました。それでは後ろで立ってみようと思っていってみると。


後ろの方も既に写真家たちが三脚を起てて陣取ってました。それをみて、「あ~ぁ、三脚持ってくるんだった。。。」と後悔。しかし行けども行けども座れるような場所はなく、とうとう最初の浜茶屋に行くことにしました。


幸いまだ空いてる椅子が幾つかありました。待つ間、とれたてのイカの丸焼きや、焼きそばを食べて腹ごしらえ。

そしていよいよ「始まり、始まり」。


そして、1時間ぶっ通しで次から次へと打ち上げられました。


そして、花形の「二尺玉」がドカ〜〜〜〜ンとあがり大歓声。


そして星が降ってくるようにキラキラキラと水面に落ちていきます。「ホォ〜〜〜〜」と皆ため息。


まるで、ポール・クレーの絵の中にいるようだ。。。


こんなに近くで見れる花火は、三国とヴェニスだけでは。。。



そして、いよいよ「水中花火」!!!

花火を水に投げながら、漁船が沖のほうへ逃げて行く。数秒後に浮かび上がった花火が、ドカ〜〜〜〜ン!凄い!



1時間があっという間に過ぎ去りました! この間、合計7000発の花火が咲き散りました。

言うまでもなく大満足で帰りました。


おろし蕎麦とイカそうめんと七右衛門

御清水を後にして青空を見上げると「入道雲」、久々に見ましたね~。湿気の多い日本の夏ならですね。フランスでは殆ど見ない雲ですね。
そして小腹が空いたんで、七軒通りに戻り「福そば」というおそば屋さんに入りました。どうってこともない店先ですが、実は福井のそば好きな人たちがやってくる名舗なんです。以前、知人に富山県から高速道路を飛ばして食べにくる人がいました!実は僕も大野へ来る理由の半分はここの「そば」を食べる事にあります。(笑)
まず最初に「イカそうめん」を注文。日本海の新鮮なイカのとろける甘さに、大野の綺麗な水で育ったわさびが効いて絶妙な味でした。このわさびだけでごはんが食べれそうです!
そしてお待ちかねの「おろしそば」。伊万里焼きのお皿に入って綺麗いです。
ここでちょいと大事な話。福井で「おそばを食べる」というと、それは「おろしそば」のことを意味してます。かつおでとっただし汁に、大根おろしが入っていてそれを、おそばに掛けて食べるんです。大根の先の方を使ったおろしは辛くて美味しいです。だし汁も関西のうどんのだしに近いんですが、おろしの汁と混ぜ合わせてちょうどよくするのに、すこし濃いめにつくるのが秘訣だそうです。福井で美味しいおそば屋さんめぐりは、この「おろしそば」を食べるんです。

七間朝市(越前大野)



福井から「越前九頭竜線」に乗って九頭竜川(くずりゅうがわ)を上りました。途中電車から見える一面の田んぼの緑は黄色みを帯びてきました。そろそろ収穫の時期ですね。

九頭竜川はアユ釣りで有名。釣りの愛好家がいつも沢山います。ゴトンゴトン揺れること小1時間、大野(おおの)に着きます。
僕は小学校にあがるまでの幼年時代を、ここからふた駅離れたところに過ごしました。

トンボ帰り


実はちょいと、また帰国してます。

レンタカーを借りて実家福井の田舎を廻りました。福井というと曹洞宗本山「永平寺」が有名ですが、そこから30分程奥へ行った勝山という処に「平泉寺」があります。正確には「平泉寺跡」ですが、717年に泰澄大師が、その以前からあった白山神社にこのお寺を開山し、いわゆる「神仏合体」の寺院で『平泉寺白山神社』と呼ばれ、この地方に沢山ある白山信仰の中心的役割を果たしていたところです。その全盛期には何と6000人以上の僧侶がいたそうです。

山門をくぐり、静寂に包まれた壮大な参道を登りながらヒグラシ蝉の鳴声を聞くと自然に心が安らぎます。。。

「うらやまし 浮き世の北の 山桜」

松尾芭蕉もこの跡地に立ち寄ったそうです。

観光客は永平寺や東尋坊に行くのが普通なので、ここはいつ来てもひっそりとしていて落ち着きます。ちょっとした穴場です!

境内跡まで上りきるとそこは見事な苔の海が広がり、その美しさは京都の西芳寺に勝るとも劣らないです!


ひっそりと残っている「お堂」は黒沢明の映画に出てくるような趣きで、中で椿三十郎が昼寝をしてるのではと思いたくなる雰囲気です。(笑)

一時間ほど散策して下りてくるとお土産屋もなく、『○○せんべい』や『○○まんじゅう』などというものもありません。シャッターを降ろした小さな茶店があるだけでした。


この郵便ポスト、懐かしいですね~。はがきがあったら投函したくなりますね。手紙が中に落ちて「コトン!」と響く音をまた聞いてみたいものです。

2009/08/21

スミマセン。。。



少しドタバタしていて、落ち着かない日が続いてしましい、ブログさぼってました。どうもスミマセン。またぼちぼちアップしていきますのでよろしく。