炎天下に新宿から小田急線に乗って『豪徳寺』まで行きました。豪徳寺駅で降りて蝉の声を聞きながらテクテクと20分位歩いて、やっと着きました。このお寺は、その昔クリス・マルケル監督の映画『サン・ソレイユ』Sans Soleilを見て以来、ずうっと来てみたかったところでした。
ーーー 或る日、井伊直弼の一行がある古びた寺の門の前を通ると、一匹の白い猫が招くように手をあげて、おいでおいでをしてるのを見て、彼は馬からおりて寺の中に入ると途端に嵐のような大雨が降ってきて、運良く災難を逃れたのをきっかけに、この寺は井伊家の菩提寺になったということです。ーーー
猫の名前は「たま」。そして招き猫のはじまりはここからです。仏殿の横にちゃんと『招猫観音堂』があり猫がまつられていました。
お盆の頃でもあったせいか、猫の供養にお参りに来る人が何人も来ていました。マルケルは映画の中で、猫にお寺があるのは日本だけだといってました。。。ここの「招き猫」は小判を持ってなくて上品で綺麗です。
少しよごれた猫ちゃんたちもいました。座布団にのった一家族。
「あの〜、落ちそうなんですけど〜」と言ってる猫。
後ろ姿も可愛いです!
沢山ある絵馬も猫について書かれたものが殆どでしたね〜。
帰りは世田谷線を利用して渋谷にでました。
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