2013/05/29

キクラデスの謎の女性像 / オギュスト・ペレ

この日曜日はルーブル美術館まで行ってきました。

ガラスのピラミッドの下で日本から来た友人Aさんとお昼に待ち合わせました。せっかく来たついでに、少しだけ見学していこうという事で、ギリシャの部門へ行きました。

キクラデスの謎の大理石像。。。。
遥か遠い四、五千年前の女性像群です。
まるでブランクーシの彫刻を思い出させるような、超近代的な造形美ですよね。。。

そして丁度イベントとして、美術館のあちこちにイタリア現代作家のミケランジェロ・ピストレットの作品が展示されてました。こういう作品がルーブルの彫刻に混ざって置いてあるのは面白いですね。

ルーブルを出て食事した後に、シャイヨー宮の方にある美術館を訪ねるつもりだったのですが、ちょうどこの日はオランド政権への抗議デモが大々的にあり、ラジオニュースでパリ市内は交通規制であちこちが通行止めになるという情報が入り、急遽予定変更で車で郊外へ脱出しました。
Aさんがまだ見た事がないということで、ル・ランシーのノートルダム教会に来ました。
去年の暮れにもきたのですが、この教会はオーギュスト・ペレの1923年の作品。たった13ヶ月で完成されたそうです。 教会内に展示してあった資料によると、東京女子大学構内に、ペレを尊敬していたアントニン・レーモンドがこの教会をコピーして建てた礼拝堂にがあるそうです。
Aさんは建築家でこの教会に大変興味を持ってくれました。彼は最近退職されたのですが、プロ並みの写真を撮られ、世界中を旅した写真集やフォトエッセイ集も書いてしまう方です。リタイヤしてからやる事が多過ぎて、ますます忙しくなったと言ってました。この日も二台のカメラでパシャパシ撮ってました。

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