パリの北部のヴィレットにある音楽都市ミュージアムで『マイルス・デーヴィス展』 が始まりました。
モダン・ジャズのアルバムの中で最も傑作とされている名盤『カインド・オブ・ブルー』が録音されて50年を記念した展覧会だそうです。オープンの一週間は現代の有名ジャズマンがこのレコードを再現したりするコンサートがあったのですが、切符が手に入らなかった。。。
1950年代後半からマイルス・デーヴィスは、ヨーロッパ中世には確立していた教会旋法(せんぽうmodal)をジャズに取り入れることを試み、このアルバムで『モード・ジャズ(modal jazz)』を完成させるのですが、半世紀たった今聞いてもとても斬新でモダン・ジャズの最高傑作と言われるのが解ります。「モード・ジャズ」はへたすると単調になる危険があるらしいのですが逆に即興演奏の自由が広がります。彼がソロで入ってくる最初のトランペットの音にはいつも鳥肌がたちます! 去年また50周年を記念して限定版が出されたそうです。欲しいけどまだあるだろうか。。。
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それからYoutubeって凄いですね~。こんな映像みつけました。限定版にはDVDがついてるそうだけどこの映像なんだろうか。。。(だったら絶対に欲しい!)『Kind Of Blue』は1959年の3月2日にA面と4月22日にB面と二日間かけてレコーディングしたそうですから、このテレビ出演は4月2日となってるからレコーディング真っ最中の時の録画ですね。レコーディングの演奏と微妙に違うけど、ジョン・コルトレイン(サックス)やウィントン・ケリー(ピアノ)がいて、凄いメンバーが揃ってたんだな〜とあらためて感激。。。
ついでに同じ曲のスタジオでのレコーディング(音質はこちらの方がいいです)
こちらのピアノはビル・エヴァンスです。
こちらのピアノはビル・エヴァンスです。
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