2012/08/04

ブレード・ランナー参上 / ロンドン・オリンピック


(Photo: AFP)
義足で走る南アフリカ共和国のオスカー・ピストリウス選手。『ブレード・ランナー』の異名を持つ彼ですが、陸上競技400メートルで念願のオリンピック出場がかない、第一次予選を通過し見事に準決勝に進出しました! 
凄いですよね。見ていて涙が出る程感動させられました。

この大会では、わざと負け試合をした中国や韓国のバトミントン選手8人が「オリンピック精神に反する」として競技から追放されたのが話題になり、また自転車競技ではイギリスチームが納得いくスタートが出来なかったためにわざと転倒し、再スタートをして結局は優勝。ボート競技でもイギリスチームが座席のメニカルトラブルを理由に再スタート。。。
「規則をギリギリに利用し」勝利のみを計算したイギリスの作戦に「オリンピック精神に反する」と各国のメディアから相当の批難がでています。 
そんな中で、このオスカー・ピストリウス選手の姿は新鮮で感動をあたえてくれます。でも最初は国際陸上競技連盟 (IAAF)によりカーボン義足は「規則違反」と判断したのをスポーツ仲裁裁判所がこの判断を却下したのですが、規定の標準タイムをクリアーできず、北京オリンピックには出場できなかったのが、今回は標準タイムを出して彼は堂々と出場してきました。
微妙なドーピングはパスし、彼の義足が違反などと判断するなんて、まるで本末転倒ですよね。
その昔『勝つ事ではなく参加する事に意義がある』というクーベルタンの言葉が常に唱えられていたアマチュア・オリンピック時代を思い出させてくれます。。。


というわけで、「ツール・ド・フランス」の後はロンドン・オリンピックにどっぷりとはまってます。(笑
テレビがないんでネット上で観戦してるんですが、PC画面の片隅に目をやりながらの仕事。完全に「ながら族」になってます。。。
(photo: Getty Image)
女子サッカーのフランスチームの準決勝の相手が決まる試合だったので、こちらでも日本ーブラジル戦の録画中継を一部見る事ができました! ボール支配率もシュート数も完全にブラジルに圧倒されていながら、日本が2-0で完勝。見事な作戦勝ちって感じで、さすがなでしこジャパン。 それにしてもディフェンスがよくがんばりましたね〜。そして澤選手の見事なアシストパスに大儀見選手がもの凄いダッシュで答えてシュート。
そして2点目は大儀見選手からのパスを受けた大野選手が見事に左足での弾丸シュート!
この二つ前の突破口となるサイドバック鮫島選手から、走る大儀見選手へのロングパスも見事でしたね。カナダ戦でも彼女のクロスパスが綺麗に宮間選手のヘディングシュートに繋がってましたね。彼女ほんとに凄い選手ですね。
それにしてもFWの二人が得点する試合は迫力があり、やはり見ていて気持ちいいものです。。。
2週間前のフランスと親善試合では2−0で負けていますが、あの時はベストコンディッションをこの決勝トーナメントに合わせていたなでしこジャパン。対フランス本番ではエンジン全開になるはずと期待してます。
ガンバレ!

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