庭は綺麗に整理されバラの花が綺麗に咲いてました。中央には企画展のためにベルギーの人気現代作家ウィム・デルヴォイの彫刻がド~ンとそびえ立っていました。これちょうど一年前にヴェニスで見ました。すぐ横のアンヴァリッド宮殿の金色のドームに対抗するかのように見えました。
以前は庭の中央にあった『カレー市民』の群像は隅の方に移動されてました。
後ろの壁をガラス張りにして外からも見えるようにしたようですが、そのため以前のようにゆっくりと周りを歩けることができずしかも視覚的にもバックに車がひっきりなしに通るのでとてもこの作品を鑑賞できる最高の条件とは言いがたいです。改装されて作品が見づらくなるなんて変ですよね。。。
初期の作品『青銅時代』。本館は以前と変わらずって感じで、古い建物がロダンの彫刻にとても合っていて僕は好きな空間です。
大きな大理石彫刻の『接吻』。
正面から右にゆっくり移動すると女性の体が熱いキスのため崩れてきたような錯覚をおこします。。。
19世紀の文豪バルザック、後ろは最初の案で布をかぶっていません。
そして『考える人』。
正面からも横からも力強いシルエットですね。
元々はこの彫刻は大作『地獄の門』頂上に置かれていています。
「カレー市民」の石膏のエチュード。まだ写実性があるためか迫力があります。
一人のカレー市民のエチュード。ジロリと睨みつけられ、彫刻だという事を忘れてしまいます。
本当に久しぶりだったこの美術館、いつきても落ち着く場所です。これから新館では企画展があるのでまたくる機会がふえると思います。
実は、そちらへ行った時ロダン美術館にも行ったんです(笑)
返信削除ロダンの作品も好きだったのですが
当時の私は映画を見た事もあって、カミーユの作品ばかりに
注目してしまってました。もう一度行きたいなと思う美術館の一つです。
>>おケイさんへ。
返信削除そうですか、行った事あるんですか。
そう彼女を描いた映画が話題になりましたね。
カミーユ・クローデルの作品が展示してある部屋、改装された後も残ってましたよ!