ハンブルクの街

仕事で駆け足の２泊３日でしたがドイツの北方にあるハンブルクに行ってきました。パリから僅か１時間半位ですがはじめて来た街です。

ハンブルクは１８００万人の人口でベルリンに次ぐドイツでは２番目に大きい街ですが、第二次大戦では街の８割以上の建物が破壊されたそうです。

ヨーロッパでも最も緑が多い都市の一つとして有名ですが、確かに並木道がそこらじゅうにありました。

湖のまわりの道ではジョッギングをする人が沢山。夕陽のなかボートが沢山走っていて大都会の中なのに何処かのヴァカンス地に来たような感じです。やはり水のある街には憧れます。

水辺には超モダンな建物が並んでました。てっきりカフェとかレストランなのだろうって思ったのですが、全て個人宅だそうです。何ともユニークな光景です。さすがに僕としてはこういう家に住む勇気はちょっとありませんが。。。

打ち合わせの後は皆と食事。土地のリスリングで乾杯。

前菜はイノシシ肉のソーセージをアレンジしたもの、とても美味しかった。

メインは子牛にクリームソース、そしてポテト。上にのっかてる卵のフライも美味しかったです。結構ドイツ料理って見た目も味も重いものが多いですが、ここでは先のソーセージのようにトラディッショナルなメニューが新しい感覚で料理されていてました。若い世代の料理人らしくフレンチやイタリアンのスタイルをとりいれていて、とても美味しく且つ量も適度であっさり、僕でも全てたべれました。(といってもデザートはパスでカフェでしたが。。。)

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翌朝の打ち合わせのあと、夕方の飛行機の時間まで少し時間があったので港まで行こうか迷ったのですが、ホテルから歩いていける美術館にいきました。

目当てはこのガスパー・ダヴィット・フレデリヒの作品『氷の海』でした。メランコリックな光りの中に透き通る空気感が素晴らしく、この前での数分間は完全に絵の中に吸い込まれていました。他にも彼の作品が１０点程ありとても堪能することができました。

今度はゆっくり来てみたい街です。。。