先月お話ししたグランパレでのカプーア展に終了前にもう一度行ってきました。
巨大な化け物のような作品『レヴィアタン』の下で、この展覧会を企画したキュレター、ジャン・ド・ロワジィ氏が若い学生達を前にして、この作品のいきさつから出来上がるまでの過程を話していました。
中でも特にカプーアがこの作品の「色」にこだわった事の話が面白かった。この作品は中からみると真っ赤だけど、外空見る色は茶色。これは血が凝固した色をイメージしたそうな。。。30分位のスピーチだったけど、この作品ができあがるまでの大変さがよくわかりました。
その後、アニッシュ・カプーア/Anish Kapoor 本人とフランスの建築家ジャン・ヌーヴェル/Jean Nouvelを迎えて対談があるとのことで、すぐに帰らず待っていたのですが、二人のスターが揃うという事でいつの間にか沢山の人が集まってきてました。
司会は先のロワジー氏で、中央がカプーア氏で右がヌーヴェル氏。一時間足らずの対談でしたが、本人からの作品に対する思いやコンセプトも聞けて面白かったです。そしてジャン・ヌーヴェルのアニッシュ・カプーアの作品への理解の深さに感心しました。
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