2012/04/08

たまザルとルーブル

たまが、丸窓にじぃ~っとしてました。このサルのような格好でよくこうしてます。。。(笑)
彼女はほんの小さい時から、ここから外を眺めるのが好きなんですが、部屋の模様替えをする時に、このソファを動かしたいと思う時があるのですが、なかなか実行に移せません。。。



久しぶりにルーブル美術館まで足を運びました。
ダヴィンチの『聖アンナ展』を見にきたのですが、夕方近くだったからなのか閉館日でもないのに随分と人が少ないのに驚きました。。。というより、そもそも普段があまりにも人が多すぎて、それが当然のようになってしまった今ではこういう状況って珍しいといえます。
ガラスのピラミッドの真下です、設計した建築家ペイ氏の最初の案ではこの中央の場所にルーブルにあるギリシャ彫刻のなかでも最も重要な大作のひとつである『サモトラケの女神ニケ』が来るようになっていたのですが、
実現はされませんでした。 ペイ氏のアイデアは素敵でしたが、確かにここだと常に逆光で遠くて見づらかったでしょうね。今ある場所の方が彫像を廻りながら眺める事ができてずっと見易いです。必ずしも建築家の方の案が作品にとってよりよい条件だとは限りませんね。。。
出口に向かう光景ですが、出来た当時の景観に比べて、最近では色々なサインや看板があちこちに取り付けられて別物になってしまっています。この辺は普段はごちゃごちゃに人がいるゾーンで、こういうサインを付けたくなるのはわかるのですが、それにしても美術館は飛行場とは違うのだから。。。逆ピラミッドの先端が看板で隠れてしまっています。ここからみるとまるで陰毛のようです!(笑)この看板には大した事も書いてあるわけではないのですが、そのために失うものが大きいです。緊張感あるダイヤモンドのように光る先端が遠くに見える方がいかなるサインや看板よりも機能的で美しいと思うのですが、これは建築家の意思を無視し過ぎている感があります。ペイ氏が可哀想ですね。。。



4 件のコメント:

  1. い・・・陰毛って(笑)
    ひろさんの発想の豊かさに
    思わず笑ってしまいました~
    もしかして、機能的より官能的を狙っていたのかしら?(笑)

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    1. そんな風に見えませんかね。。。(汗
      このくっつきそうな二つのピラミッド確かに官能的だと思います。。。
      その先端を隠すように黒い看板が見事に邪魔してるんですが、
      『エントランス』とか別に必要もない、どうでもいい事しかかいてないですよね。。。

      この←のサインも『会員手続きスペース』というのを何回もリピートしてるだけで
      まったく情報過多になっています。

      このギャラリーの出来た頃は、すっきりとして重厚且つ緊張感ある空間だったんですけどね〜。。。

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  2. NIKEはルーブルで一番好きなんですよね。
    本当にいつまででも眺めていられるくらいに!!
    昨日食事をしていたランの仲間の方が今月からパリに駐在されるんですが
    メドック&パリマラソンにみんなで行くぞ〜!って盛り上がってます☆
    来年こそパリ再訪♪

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    1. ニケは迫力もあり、優雅でいつ行っても魅了されます。。。
      メドックマラソンは仮装して走れる異色な大会でいつも話題になります。
      何年か前に着物を着て走った日本人女性がいました!

      ランつづきですが、
      Nikeシューズの命名がこの女神ニケから来ていたんですね〜。

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