Nikon1/J1, F3,5, 10mm(1nikkor10 - 30mm/1:3,5 –5,6), ISO900, オート絞り優先 (1000x700ピクセルに縮小)
(前の記事のつづきです)
閉まる寸前の誰もいない教会の中に入りました。長いこと修復工事でいつ来ても常に何処かに足場が掛かっていたのですが、綺麗に修復されて見事な天井が姿を現しました。 手持ちで撮ったんでピントが甘いかもしれません。。。
実物大ディティール(1) 520x360ピクセル
実物大ディティール(2) 520x360ピクセル
この教会はヴェローナでも重要なものでドメニコ派の僧侶により13世紀から16世紀にかけて建立されました。
Nikon1/J1, F3,5, 11mm(1nikkor10 - 30mm/1:3,5 –5,6), ISO800, オート絞り優先 (1000x700ピクセルに縮小)
いつもは昼間の光でしか見た事がなかったんで、こういう風にライトで均等に照明をあてられると装飾のモチーフが浮き出しになりアラベスクがよく鑑賞できます。この照明の色も結構特殊でしたが『J−1』のホワイトバランスのオート機能は優れていて、これも肉眼での印象とほぼ同じです。ホワイトバランスに関してはD700よりもいいかも知れませんね。いやいいでしょう。。。確実に進歩してます。
Nikon1/J1, F4.2, 16mm(1nikkor10 - 30mm/1:3,5 –5,6), ISO2800, オート絞り優先 (1000x700ピクセルに縮小)
そして祭壇の右の上方にある壁画をズームでよってみましたが、照明がかなり暗くて、あまり近寄るとレンズも暗くなってしまい、このくらいが手持ちでの限界でした。この絵は2年前にも昼間に自然光でD700で撮ってます。コチラ
今回は暗いところで最悪の条件だったんで比べる対象にはなりませんが、それでもこの暗さで綺麗に撮れてる方だとおもいます。
ウィキペディアより
この壁画はピサネッロのもので、ヴェネチアをはじめこのヴェネト地方の守護聖人でもある「聖ジョルジョ」を描いてます。つい先日マントヴァのゴンザーガ家のデュカーレ宮殿でも彼の壁画の跡を見たばかりです。マントヴァに比べるとかなりいい状態で残っていて、ピサネッロを知る上で貴重な作品です。
(デイテール)ウィキペディアより (画像をクリックすると拡大します)
恐ろしく近寄ったディテールですが、そのもの凄い迫力に圧倒されます。実物はあんなに高いところにあるので足場をつけて登って見ないかぎりこのようなディテールは観察できませんが、この描写をみると彼がルネッサンス絵画の巨匠と見なされるのも納得させられますね。。。
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