2010/10/22

ジュリエットのバルコニーとチンクェチェント

見た瞬間『オォ~!』って思わず声が出てしまいました。チンクェチェント(FIAT500)がこんなに完璧な状態で見れるのはまず皆無です。ホント大事に乗ってますね〜。
チンクェチェントはイタリア庶民に最も愛された車です。30年以上にたってるこの車が排ガス規制に引っかからないように法案まで変えたのは有名な話です。車検も二年ではなく四年に一度。唯一歩行者地区にも乗り入れる事が許可されてます。与野党の議員達の中でもファンがいるらしく、勿論法案では車種は名指しされてませんが対象の車は明らかで、別名『チンクェチェント保護法』と呼ばれてます。


ということで、またまたヴェローナに来てます。チンクェチェントはこの『ジュリエットのバルコニー』のある中庭の門を出てすぐのところに駐車してました。
いつもあんなに沢山ある張り紙は全部剥がされていて、大変な量の落書きで真っ黒になった壁が見えてました。
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ひと仕事を終えたあと関係者とこの近くのオステリア『ダ・ユゴ』で夕食をとりました。
まずは生のポルチーニ茸とルッコラのサラダ。その上にパルミジアン・チーズがたっぷり乗っかってました。何といってもオリーブ油が新鮮でその緑の新鮮な味がたまらなく美味しかった。。。
そしてお向かいはさんは焼き野菜のあとは子豚のローストとポテト。一口頂いたけど、とろけるようにお肉が柔らかくソースも最高でした。
お隣さんはヴェジタブルのマカロニ・パスタ。上にのっていたチーズはマスカルポーネだと思います。
そして僕はいつも目がない「黒トリュフ」のビゴリ・パスタ。香りだけでお腹いっぱいになります。互いにつまみ食いをしながら楽しくたべれました。美味しかった~。
ドルチェは。僕は赤いティラミスをたのみましたがお腹いっぱいでもうひとさじで充分でした、残したら勿体ないと思ってたら、何の事はない皆が綺麗に片付けてくれました。(笑)

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