2011/11/05

シトロエン・女神 / Citroën DS


シトロエンの歴史に残る名車『DS』です。この夏、書きそびれたんですが、招待された結婚式に新郎新婦が乗っていた車です。1955年にデビューして75年まで生産されフランスの高級車として君臨していました。


ご覧の通り完璧な状態です、このDSは何年のものかは知りませんが、少なくとも36年は経っていることになりますね。こんな感じで古い車が今でも普通に高速を走っているのをたまに見かけます。DSとはフランス語でデーエスと読み『Déesse/女神』に重なっていて、文字通りシャレていますね。。。
DSが登場した時、それまで誰も見た事もなかった曲線美をもつのこの車は、20年先を行っていると言われたほど斬新な設計でした。それまで車は力強さを見せるデザインが主流だったのが、DSは軽さ流線型を主張する女性的美しさをだしてきました。今見ても凄いとおもうのですが、窓ガラスのカーブがボディーとぴったりあっています。DSの特徴の一つは何といっても油圧式ポンプを使っての『エアー・サスペンション』。後ろに乗ったら出発前にふわっと持ち上がるんです。この技術は当時最先端を行きベンツやロールスロイスが取り入れた事は有名です。サンスペンスが効いて「ゆったり感」は最高なんですが、運転が下手な人の後部席では「船酔い」すると言われてました。僕は何度かタクシーで乗った事がありましたが、DSにあたったときは「ラッキー!」って感じでした。


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