2009/07/18

遥かな街へ

『遥かな街』という漫画ご存知でか?
2002年にフランスのアングレーム市の「マンガフェスティバル」でグランプリ賞をとった谷口ジロー氏の作品です。フランスの若い友人から、「主人公が同じ名前だよ」といいながらプレゼントされて読んだのですが、はまってしまいました。読み終わったあとに、なんか素晴らしい映画をみたような感じがしたのを憶えてます。フランスには谷口氏の熱烈なファンがいて沢山作品が出ています。
そのあと日本語版を帰国した際に友達が買ってくれました。それを読んで、またまたはまってしまいました。
48歳になる主人公が京都に出張にきて帰る時に乗った電車が、気がつくと自分の故郷「鳥取行き」の電車だったというところから話が始まり、その後どんどん主人公は昔の世界にタイムスリップしていき、そして、とうとう「あの日」がやってくる。。。

心理描写がすばらしいためか、どんどん彼の世界に吸い込まれていきます。まぁ、自分が故郷を長く離れているせいでもあるのだろうけど。。。

以来、谷口氏の作品は機会あるごとに読んでます。ホントに氏はフランスでは絶大な支持を得てますね。彼の1994年の『孤独のグルメ』も仏訳されていて、ファンが沢山います。

僕も市の図書館から借りて読みました。でも日本語版が欲しくて捜してたのですが、日本では絶版のようになっていて、帰国してもなかなか古本屋を捜しあるく時間もないため、ちょっと諦めていたのですが。。。何と先日ぶらぶらした道頓堀のTSUTAYAでこの本が新しく発売されているのを見つけました。さすがその瞬間は『うォ〜ッ』って感じでした! 大阪に来てよかたった!やはり、ぶらぶらしてみるもんですね。

グルメな人は必読の本です!!!

2 件のコメント:

  1. ちょうど本屋さんに行く前にエントリーを読ませて
    いただいたので、探したのですが・・・
    どちらもなかったです・・・
    amazonで発見したので頼んでみまーす♪

    初めてのフランス旅行で現地に住んでた友人に
    面白い場所見せてあげる!!と言われて
    Fnacへ連れていかれました。
    そこの本屋さんでは多くの若者がびっしり日本の漫画を読みふけっていたのに感動しました!

    *こちらの投稿欄はコメントを書いてすぐ「コメントを投稿」をすぐ押すと
    コメントをはじかれてしまうようですね!
    プレビューを必ずしてから投稿しないとダメなようなので
    もしかしたらなんで投稿できないのかしら・・・?と
    思ってわからないまま過ぎていく方もいるかもしれないですね!

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  2. mamikoさんへ

    『遥かな街』は本当に名作だと思います。是非感想聞かせてください。僕は日本語の原本を渋谷の「まんだらけ」でみつけましたヨ。

    そうですね、フランスの『漫画ブーム』にはおどろかせれます。地下鉄でも日本語読めそうもないのに日本のマンガを読んでる若者がよくいますね。

    コメントが殆どないんで、日本のサイトでした方がよかったかな〜って、後悔してたところなんですが。。。そうですか、プレビューをしなければならないんですか。しりませんでした。僕は結局『グーグル会員』じゃないとだめなのかと思ってたくらいです。
    mamikoさんはグーグルの会員じゃないですよね?

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