アジア・日本では皆既日食でしたね。
僕はちょうど10年前の夏、1999年8月11日に皆既日食をみました。
ラッキーにもパリから数十キロメートル東へ行ったところが日食が見れるゾーンに入っていたので親友と車で見にいきました。普段はあまり来る事もない畑のど真ん中を走り抜け、小さな村の広場に車を止めて、太陽がいっぱいの麦畑を前にして、一本の木の影の下にすわり待機してました。
そして、いよいよ待っていた時間がくると、急に鳥たちが群れをなして空を低く飛びまわりだしました。いったい何がおこったのかってパニック状態のような飛び方で、犬たちの遠吠えがあちこちで聞こえてきました。薄暗くなったかと思うと、気温があっという間に10度位下がり、景色は深いブルーに包まれてしまいました。大気の温度は下がり続け、涼しいというよりぶるぶる震えるくらい寒かったです。専用の銀色眼鏡で眺める太陽がだんだん賭けて行くのがよく見えました。神秘的な数分間でした。
そして何の気なしに地面を見て、ハッとしました。それは「木漏れ日」が地面に映ってるのですが、その一点一点の光の形が皆、三日月の形をしているのです!!!
この時はじめて、木漏れ日の光というのは、あれはすべて円い太陽が、一個一個映っていたのだという事に気がつきました。
そしてみるみるうちに三日月は円なり、真夏の日差しが戻ってきました。
大満足で帰路は足取りも軽く。パリのカルチエ・ラタンまで友達を送ると、ある映画館でアントニオニーの『日食』を上映しており、「粋だなぁ~」って感心。一緒に食事する代わりに映画館に入ったのを憶えてます。
1999年8月11日。フランスでの皆既日食です。
木漏れ日のお話、私も今回初めてニュースで
返信削除こうやっても観測できるんですよ、ってやっていて
知ったんですよね!
私もビックリしました!
そしてこんなにも日食にハマる自分にもビックリで(笑)
次回は絶対ちゃんと観測しに行きたいです!
できれば来年のイースター島で・・・と言いたいところですが・・・
それはなかなか厳しそうなので日本で待とうとおもいます。
コメントの件ですが・・
私はgoogle会員ではないんですよ~
お友達がこちらと同じblogを使っているのですが
お友達の方は、プレビューしなくても投稿できるんですよ!
もしかしたら設定がいろいろあるのかもしれませんね。
mamikoさんへ
返信削除実際に皆既日食観察を体験するって中々、チャンスがないけれど、映像でみるのとは大きな違いがありますよね。寒い空気や、動物たちの驚く様など、思ってもいなかった事のほうが印象的でした。
さっそくコメントの設定調べてみます。ありがとうございます。
木漏れ日ですか!
返信削除ビーチで見たのでそれには全く気がつかず、でした
hiroさんも日食体験してたんですね^^
なんかあの感覚をわかってくれる人がいるって嬉しいです♪
>>おケイさんへ
返信削除あの皆既日食になった瞬間って、ホント肌で感じるものですよね〜。