ボローニャは国際ブックフェアーの真っ最中でホテルはどこも満員です。急行電車で30分程行ったところにあるフェラーラの街に我々は宿をとりました。小さな田舎の街という感じがしますが、ここは写真のお城にイザベラ・デステで有名なエステ家が君臨したルネッサンス時代にはもっとも栄えた街です。
食文化もボローニャ並み、いやそれ以上のものがあります。
食文化もボローニャ並み、いやそれ以上のものがあります。
降り注ぐ朝の光の中、アーケードの下を皆いそいそと仕事にむかってます。
古い昔のランタンがそのまま電球を入れて使われてます。
大聖堂のまわりには昔の空間がそのまま小さな店舗になっていて時間が止まったようです。
ディアマンティ宮殿。。。やはりここもエステ家が建てました。
外壁が沢山のダイヤモンドの形の白大理石で飾られその美しさはイタリアでも屈指の中にはいります。
建物の中は現在、数々の大作のある素晴らしい国立絵画館です。。。
ボローニャとはまた違う、素晴らしい街です。僕のもっとも尊敬する映画監督ミケランジェロ・アントニオーニはこの街に生まれました。そして世界的名画『自転車泥棒』の監督、ヴィットリオ・デ・シーカの最後の作品『フィンジィ・コンティニの庭』(邦題は「悲しみの青春」)では、この街フェラーラが舞台で、ファシズムが台頭する中に消えて行く若者たちの「儚い青春」が描かれています。
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