ローリー・アンダーソンのコンサートに行ってきました。場所はパリの北にあるヴィレットの音楽ホールで、最近出来たのですが素晴らしいアコステイックのホールです。コンサートの題名は「Un délire」。訳せば『錯乱』とか『妄想』とか言う意味です。でもコンサートというよりパフォーマンスといったほうが正確かもしれません。
舞台は彼女一人だけで、後ろと両脇にはビデオの映像が投影されながら、彼女の日常の妄想を気ままに語り続けるような感じでした。「ソロのオペラ」と説明されていたけど、「ポエジー」と言ったほうがいいかな。
語りかける彼女の声がボイス・チェンジャーを使って男の声になったり、またそれと数分の1秒のタイム・ラグで彼女の声とリアルタイムのデュエットは凄かった。
たった二日間のパフォーマンスでそれがCDとかDVDになるなんて事はないと思うけど、もう一度じっくり詞を読みながら聴きたいです。彼女は80年代初めヴォイス・パフォーマーの前衛アーティストとして注目されてました。そんな彼女がインディーズから出したシングルが口伝えで話題になりイギリスのヒット・チャート2位まで上り、一躍脚光をあびる存在になりました。そしてワーナー社と契約する事になります。
これがそのシングル。
O, Superman(1981年)
気がついたらもう30年近く経っている。。。
そしてオマケ。。。
ローリーアンダーソン、hiroさんに教えてもらってから、
返信削除結構はまって聞いてました。彼女の中性的な魅力にまたはまってしまいそうです♪
>>おケイさんへ。
返信削除そう,はまりましたか。やはり。。。(笑)
僕も当時結構はまってました。
彼女はアート界でも重要な人ですが。ミュージシャンではピーター・ガブリエルやブライアン・イーノなどが彼女とコラボレートしてます。
『メリメロ』にもう少しアップしておきました。