2010/11/15

20年前の風景。。。

パリは最近雨続きです。。。寒そうにパリジャンがいそいそ帰宅する時間に、11区のオベールカンフ通りで、近しい友人の知り合いがしているギャラリーでクリストフ・シュロダというポーランドの写真家の展覧会のヴェルニサージュにいってきました。早めに行ったのでまだ人も少なく本人と少し話しをすることができました。。。



シュロダ氏は哲学が専門らしく研究課題は『現象学』だそうです。「へぇ〜」って感心した返事をしたものの門外漢の僕にはピンときませんが。。。(笑)
抽象的な構図の中にも「東的」な雰囲気が読み取れて興味深い作品でした。



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そして、ここの事務デスクのスペースから見える光景を写真に撮りながら、「あれっ?」と思い、ひょっとして「デジャ・ヴユかな?」と自問しながら、しばらく考えて気がついたのですが、僕は20年前に、まさしくココにあった事務所で何ヶ月かの間仕事をしてました。
徹夜続きの死ぬほどキツい作業でしたが、この時に知り合ったスタッフの中には、今だに一緒に仕事をする人もいるし、また友人としての付き合いが続いている人もいます。それ程思い出深い時間でした。。。
今までまったく忘れていたそんな時間がこのガラス越しの風景を見ながら急に甦ってきました。ちょいと感激したと同時に、時が経つはやさに驚愕しました。。。

4 件のコメント:

  1. 時が経つのは本当に早いですよね・・・
    過去には戻りたくないけれど、
    過去があるからこそ今があるんですよね。

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  2. そんな偶然素敵ですね~!!
    最近そのようなハッとする出来ごとに出会えていないので
    飢えてます(笑)
    私も哲学的なことは???です・・・

    パリをしていてたまたま隣に座った方が写真家さんでした。
    サイトを後でみたら素晴らしい写真ばかりで感動したんですが
    PCのHDD飛んでそのサイトがわからなくなってしまい(涙

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  3. >>REI さんへ。
    ホント、光陰矢の如し。。。
    いまでも僕の頭の中では日本を離れて「数年」って感覚なんですが。。。
    考えると「数十年」なんですよね〜。(汗

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  4. >>mamikoさんへ。
    昔ここで仕事していた時は、大きなオープン・スペースだったんで
    まったく気がつかなかったんだけど、窓から見える景色でハッとしました。

    旅先で出会っただけなのに、何十年たってもハッキリ憶えてる人っていますよね。。。顔の輪郭とかは確かじゃないけど、その時話した事とかよく憶えているなんてことありますよね。。。

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