2010/11/23

ロンドンの或る一夜

久しぶりに仕事でロンドン行ってきました。着いたその夜、或るパーティーに出席させて貰いました。シティーに出来た新しいショッピング・モールのオープニングを祝ったものでした。
早めについた会場の入り口では、ゼンマイ仕掛けの人形のようにシャボン玉を吹く18世紀の貴婦人のお出迎えにびっくり。

そしてブルーの光りのシャンパン・グラスやワイン・グラスのテーブルの真ん中で美しい女性四重奏奏でる華麗な音楽。。。
滅多とこういう場には出ないんで(っていうより呼ばれないんで)あまり比較はできないんですが、演出がなかなか凝っていて感心しました。
最初のスピーチは開催者である会長がマイクをとりました。といっても「タイピンマイク」でジェスチャーたっぷりで左右に動きながらフランクリー且つ流暢なスピーチに感心しました。日本だったらさしづめ「エ~、本日はこの寒さの中、お忙しいにもかかわらず、皆様にお集り頂いて誠に~。。。」とかになるんでしょうか。(笑)
屋上ではの聖ポール寺院をバックにした仮設舞台でコンサートをやってました。
コーラスの後は、名前は知らないんですが、今英国の若者に人気のある女性ポップ歌手が歌ってました。観客の後ろではテレビ局のアナウンサーがこの模様を実況中継をしてました。
再び会場に戻ると四重奏にかわりDJが舞台に。。。先程のシャボン玉をとばしてた婦人やヴェニスの舞踏会から出てきたような人物が数人パーティーに紛れ込んでました。
お客さんたちに「三つの単語を言って下さい、それで僕は詩を作ります」という即興詩人の面白いパフォーマンス。
とても輝いてる女性が一人いました。最初は同じく役者さんなのかと思ったのですが普通のお客さんでした。美人というわけじゃないけど、まるでフェデリコ・フェリーニの映画から飛び出てきたような、圧倒的な存在感ゆえに思わず皆が振り向いてました。でもひょっとしたら有名人だったのかも。。。
ワインやシャンパンといった飲み物はとても上等なものばかり、またでてくる食べ物もとても美味しく。こんなにリッチなパーティーは初めてでした。でも我々はレストランが予約してあったそうで、大盛況の中会場を後にしました。充分ここで食事できるほど沢山の美味しい食べ物があったんですけどね〜。。。
(つづく)

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