(Photo: Lionel Bonaventur / AFP)
弟7ステージ。このコースはツールでは初めて使われたそうで、特徴はゴール前6kmが平均勾配10%の上り坂で、しかもゴール直前600mは瞬間20%近くになるらしいいです。この数日間脚光を浴びたスプリンター達はグループ集団の最後列にさがりチームのために水や食料の運び屋にまわってました。
マイヨー・ジョーヌは予想通りチーム『スカイ/SKY』のリーダー、ブラドレー・ウィギンズ。彼はアテネ・北京オリピック「個人追い抜き」の金メダリストで、世界選手権も3度制覇している名実とものチャンピオンだけど、ツール・ド・フランスでマイヨー・ジョーヌを着るのは何と初めてだそうです。それだけツールには沢山の強豪が集まってるということですね。苦手だった山岳レースも克服するようになり、去年はツールの総合優勝候補の一人とされていたんですが1週間目で転倒し鎖骨を折り棄権せざるをえなかった苦い経験があります。
区間優勝は同じくチームSKYのクリス・フルーム。最後プロトン(集団)の先頭で殺人的リズムを強要し、他の選手たちがバタバタと落ちて行くという予想以上のシナリオで、『スカイ』の凄さを堂々と見せつけたレースでした。
しかも二日後にある個人タイム・トライアルレースはウィギンズの最も得意とするものでおそらくまた差をつけるはず。
このあと2週間マイヨー・ジョーヌを維持することができるかどうかが「今年最強のチーム」SKYに課せられた任務。この日のレースでかなりのエネルギーを出し切った事はたしかで、本番であるアルプス山脈やピレネー山脈への「蓄えは大丈夫か?」という不安の声も出てるみたいです。
このあと2週間マイヨー・ジョーヌを維持することができるかどうかが「今年最強のチーム」SKYに課せられた任務。この日のレースでかなりのエネルギーを出し切った事はたしかで、本番であるアルプス山脈やピレネー山脈への「蓄えは大丈夫か?」という不安の声も出てるみたいです。
もう一人の優勝候補は去年の覇者カデル・エヴァンス(チームBMC)は10秒差でピッタリと2位に付けています。山岳レースではウィギンスに勝るといわれる彼は勿論仕掛けてくるはず。というか彼が総合優勝をするには、このアルプスとピレネーで勝負するしかく、中盤かなり壮絶な戦いになりそうです。守りのSKYと攻めのBMC。その時各チームがどれだけリーダーをサポートできるかどうかが見物です。。。
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