2010/01/09

オランジェリー美術館 /『睡蓮』(その1)

先日チュルリーを散策した際に、公園内にあるオランジェリー美術館に入ってみました。のぞいたら、いつものように長蛇の列もなかったので、アポイントを前にして30分程しか時間がなかったけど入りました。昔よく来た美術館でしたが長い間改装工事のため閉鎖されていて、2006年に再びオープンしてからまだ来てませんでした。





お目当ては勿論、モネの『睡蓮』。彼はこの空間を念頭において制作したシリーズです。モネ愛好家にとって、ここはマルモッタン美術館と並び、パリで最も重要な美術館です。ほぼ10年ぶりに訪れた空間は実に素晴らしかった。見事再現された天窓からの採光はモネが最初に希望したものです。この日は人もそんなに多くなくゆったり見る事ができてラッキーでした。
やはり彼の晩年の大作シリーズだけあって素晴らしかったです、時間がなかったのが残念でしたが、できれば半日ここでボーっとしていたいです。ホントに。
あぁ~ぁ、何かもうそんな時間をつくるのがどんどん不可能になってゆく生活がちょいと情けなく思ったりします。。。 セ・ラ・ヴィ! かな。
ついこの春に友人二人とノルマンディーにあるモネのアトリエに行って彼が写生した睡蓮の池のまわりを歩いた記憶がまだ新鮮だったので、あの時の綺麗な光や花や草木の優しい匂いを思い出してしまいました。幸せな瞬間でした。。。つづく

2 件のコメント:

  1. うわ~~!いい空間!行きたいです、ここ。

    そういえば、パリに行ったときに時間の関係と一緒に行った友人の好みもあって・・・オランジェリーにはいけなかったことを思い出しました。
    写真OKなんですね。
    素敵すぎます。

    日本にも、直島というところで、やはりモネをこんな風に天窓からの採光で展示しています。
    自然光で見る絵画って、いいですよね。

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  2. >>Joe さんへ。
    ここに来たのは10年ぶりぐらいでしたが、改装されてすっかり綺麗になってました!

    直島には昨年の夏に帰国した際に行こうと思っていたのですが、実現できませんでした。いつか必ず行ってみたい所です!

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